賃貸物件の契約でよく見かける「敷金」「礼金」とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。「敷金」とは、家賃などの担保として預けておく保証金のようなものです。

何かしらの理由で家賃を払う事ができない場合はこの敷金から補填します。利用者が退去する際、原状回復義務による修理負担分が敷金から支払われる場合があり、一般的に残金があれば利用者の元に返金される仕組みです。

対して「礼金」は戻ってこないお金。昔からある慣習で、かつては部屋を貸してくれる大家へのお礼として渡されていました。特に利用者の親が子供の面倒を見て欲しいという気持ちから支払われていたようで、今もその慣習だけがそのまま残っています。

この敷金、礼金は、一般的に家賃何ヶ月分という金額で表記されており、物件によっては「なし」という場合もあります。敷金・礼金にいくらかけるかは、初期費用の金額に大きく関わってきます。部屋探しをする上で重要なポイントとなるので、覚えておきましょう。

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